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履正社高のラグビー部の復活は「教育改革の一環」

野球やサッカーの強豪で知られる大阪の履正社高校が、2025年4月よりラグビー部を復活させることを発表しました。大阪府ラグビーフトボール協会に登録する高校ラグビー部は、2011年度は117チームありましたが、少子化などの流れも受け、2023年度は73チームまで減少。履正社も部員不足のため、2013年度に廃部となりました。

履正社は、ラグビー部の復活を「教育改革の一環」と位置づけています。チームスポーツの側面が強いラグビーを通して、部員たちにコミュニケーション能力や主体性を身につけさせ、社会で活躍する人材の育成に力を入れていきます。今冬の全国高校ラグビー大会では、大阪桐蔭が4強まで進出するなど、大阪には強豪校が数多くあります。過去、センバツ甲子園決勝で覇を争った大阪桐蔭と履正社が、花園の決勝で戦う日が、いつの日か訪れるかもしれません。