TOUR ABROAD
中東3カ国がRWC開催地立候補の意向…世界強豪とレベル差
カタール、アラブ首長国連邦(UAE)、サウジアラビアが共催で2035年、もしくは2039年の男子ラグビーワールドカップ(RWC)の開催地として立候補する意向を持っていると報じられました。
中東湾岸3カ国がRWC開催地となった場合の課題が多くあります。世界ランキングはUAEが48位、カタールが87位、サウジアラビアに関しては、ワールドラグビー(WR)の参加ユニオンではないためランク外。3カ国ともRWCに出場した経験はなく、世界の強豪とのレベル差は否めないのが現状です。さらに2022年のサッカーW杯カタール大会と同じく、中東の気候を考慮して12月から翌年1月に開催される日程となると、例年2月から3月に開催される欧州6カ国が参加する国際ラグビーユニオン大会「シックス・ネーションズ」も影響を受けます。オイルマネーを背景に、莫大な投資と収益が得られることが予想されますが、さまざまな問題をどうクリアにしていくか。2035年大会の開催地はRWC2027までに決定します。
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