大学ラグビー留学で得られること
◆ 米プロラグビーで活躍できるチャンス!
◆ 世界に通用する語学力を習得!
◆ ラグビー界の人脈作り、スポーツ業界への就職!
◆ スポーツ先進国で最先端の指導方法を学ぶ!
◆ 国際レベルの国家資格を獲得!
アメリカ大学ラグビーの特徴
1. トライアウト&ロースター制度
日本の部活動のように、入部後4 年間在籍するという形式ではなく、アメリカではシーズン毎に出場選手登録枠(=ロースター)に選ばれなければなりません。シーズンの始まる前学期に「トライアウト」を実施し、コーチ陣がロースターを30名~40名に選抜します。ロースターに入れなかった選手は、大会期間中の活動に参加することができませんが、当社ではあらかじめ練習生のシステムがある学校を留学先候補としてお薦めいたします。
2. 7年間のエリジビリティ
日本の大学では原則4年間の活動期間が設けられていますが、アメリカの大学ラグビーはなんと「7年間」ものエリジビリティ(プレー資格)が各選手に与えられます。これは大学に入学した時からカウントされ、卒業後も年数が余っていればプレーできるというシステムです。成績不振やケガで1シーズンを棒にふるったとしても、大学生活の4年間はしっかりプレー環境を確保させる、というリーグ側の配慮でもあります。
3. 返済不要の奨学金
高校時代の評定平均や、競技スキルによっては返済不要の奨学金が支給されることがあります。また入学後も一定の成績を維持することで、留学生に適用される費用(Out-of-state Fee)が免除される場合があり、年間最大15,000ドル(約180万円)もの奨学金を得ることができます。アメリカの大学では、結果を出せばそれなりの評価をしてくれるシステムが確立しています。
アメリカ大学ラグビーの歴史
大学の同好会レベルとしては1800年代から行われていますが、1960年代からカトリック系の名門大学(ノートルダム大やボストンカレッジなど)が学校運動部を発足し「部活動」として認知されはじめました。2000年以降、学校数は200校を超え、性別の垣根を越えて競技人口が一気に増加し、現在では約450校まで増え、選手登録数は5万人に到達し、めざましい発展を遂げています。
また2016年には『プロラグビー』が発足し、ジュニア層の「夢」が開拓されました。アメフト、野球、バスケ、ホッケーの4大スポーツがスポーツ産業の基盤となっていましたが、マイナー競技からメジャー組織へと成長したサッカーに肖り、近い将来はラグビーもアメリカスポーツを象徴する競技になるのでは、と期待が寄せられています。
大学リーグの仕組み
全米ラグビー協会(USA Rugby)の傘下に加盟している全米大学ラグビー協会(USA College Rugby)には、現在452校が所属(*男子15人制)しています。リーグ構成は下記の通りです。
リーグ毎に大会が行われ、毎年5月中旬にプレーオフ(本戦)が開催されます。ディビジョン別に公式戦(約20試合)を行い、リーグ戦成績の上位12校がプレーオフ進出への切符を手にします。リーグ戦は、主に西海岸のディビジョンは1月~4月、東海岸は9月~11月に実施され、プレーオフまでの期間はセブンス(7人制)として大会に出場したり、オフに充てるなど学校によってさまざまです。リーグ入れ替え戦などはなく、シーズンの成績や選手のレベルなどを加味し、リーグ側が学校側との協議によりリーグ移行が行われる場合もあります。
リーグ | 加盟校 | ディビジョン | 主な大学 |
D1-A
(1部Aクラス)
|
51校 | 7 |
Stanford
UCLA
California
Arizona
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D1-AA
(1部AAクラス)
|
91校 | 14 |
Syracuse
USC
Harvard
Oregon
|
D2
(2部クラス)
|
113校 | 17 |
SUNY
Louisvile
Georgetown
N.Carolina
|
NSCRO
(3部クラス)
|
197校 | 40 |
Boston College
Tennessee
Northridge
Gonzaga
|