オーストラリアラグビーの特徴
レベルに合ったチームでプレーできる
オーストラリア ラグビーユニオン(15人制)代表(通称:ワラビーズ)は、世界3大大会として知られるW杯で、過去2度優勝するほど、世界の中でも絶対的な実力をもつ強豪国の一つです。また、オーストラリアで人気のスポーツはラグビーユニオンだけではなく、日本ではあまり馴染みのない、13人制のラグビーリーグ(NRL)、同じ楕円球を使いオーストラリアで1番人気といわれる、AFL(オージールール)があります。
近年、NRL・AFLから、ラグビーユニオンに競技移籍するプレーヤーも数多くいます。激しいコンタクトや精度の高いキックを多用するNRL・AFL出身選手は、ラグビーユニオンでもかなり重宝されております。代表的な選手の名前をあげれば、“イズラエル・フォラウ”選手です。彼は17歳と若くして、NRLのチームとプロ契約し、18歳史上最年少で13人制オーストラリア代表デビュー、さらにその後、AFLデビューし活躍。そして現在はユニオンのワラビーズとして、その多くの経験を活かし、激しいコンタクト、空中戦でのハイボールキャッチを武器に国民を魅了し、活躍を続けております。
このように多くのコンタクトスポーツを経験し、多彩なスキルを兼ね備えるプレーヤーが多いこと、また多国籍国家であるため、オーストラリア人だけではなく、ニュージーランド人、フィジー人、サモア人、トンガ人といった、隣国の屈強なパシフィックアイランダーも数多く存在し、多くのスポーツ・国のカルチャーが融合され、成長を続けているオーストラリアのラグビーは非常にレベルが高く、皆さまのステップアップになることは間違いありません。
年間スケジュール比較表
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AUSの高校について
オーストラリアの初等・中等教育(小学校から高校)は12年制ですが、日本のような6・3・3制ではなく、6・4・2制となっています。また、日本の中学・高校にあたる期間は学年(Year)が、中等教育前期(Year7~10まで)と後期(Year11~12)に分かれています。日本の中学校を卒業したばかりの場合、オーストラリアではYear10からスタートします。
学期 (ターム)
ターム1 | ターム2 | ターム3 | ターム4 |
1月下旬~4月中旬 | 4月下旬~6月上旬 | 7月中旬~9月下旬 | 10月中旬~12月中旬 |
*学校は1月・4月・7月・10月から始まり、12月中旬に終了する4学期制(4ターム制)
*基本的にどの学期からでも入学可能ですが、新学期である1月からの入学が好ましいです。
高い教育水準での学習
オーストラリアの教育水準は高いことで有名です。それは、国内に大学が40校程度しかないにも関わらず、そのうちの5から8校が毎年世界の大学ランキングTOP100に選ばれていることからもうかがえます。教育制度は州ごとに異なりますが、各科目で満たすべき内容などは国によってしっかり管理されています。もちろん、大学だけでなく高校の教育も国によってしっかり管理されており、移民大国ならではの留学生の受け入れ態勢や留学生を守る法律も整っています。
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国際的な思想の取得
他民族国家なオーストラリアでは、街も学校もさまざまな国の方との国際交流のチャンスに溢れています。そのため、自分とは違う考え方や文化を理解し、円滑な人間関係を築く能力を多感な時期に身につけられます。このコミュニケーション能力は、グローバル社会で生きていくうえで、語学と同じくらい大切なものとなります。
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豊富な進路の選択
オーストラリアの高校を卒業すると、オーストラリアを始め、アメリカやイギリス、カナダなどその他英語圏の大学、そして日本やアジア各国の大学など、世界中の高等教育機関への進学が可能になります。また、日本とは異なり少人数のグループのなかでディスカッションやプレゼンテーションなど、アカデミックな学習スキルを身につけられるため、グローバル社会で求められる能力も早い段階から身につけることができます。もちろんラグビーの功績が認められれば、現地のクラブチームへの加入の他、日本のラグビー強豪大学やトップリーグチームへの就職も夢ではありません。
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自主性・主体性の構築
オーストラリアの中学・高校では、個々の自立心を育てるという教育方針が基盤にあり、さまざまな選択科目が用意されるなか、自分で科目を選んでいきます。また親元を離れる異国の地で、ホームステイ先の家族や価値観の異なる多国籍の友人、ラグビーに関わる関係各位とのコミュニケーションなども自ら考え一つひとつ解決していく必要があります。これらを乗り越えることで、日本で生活しているなかでは決して得られない「主体性」や「自主性」が身につけることができます。
ゴールドコーストについて
ゴールドコーストは、1年を通して温暖で過ごしやすく、年間300日以上が晴天であると言われる街です。日本との時差はわずか1時間であり、 治安も非常に良く、美しい海や熱帯雨林などの自然と都市が調和したリゾート地です。年間の平均気温は24度であり、晴天が続くこの街ではサーフィンやボディボードなどビーチアクティビティを思う存分楽しむことができます。高校に通いながら、常に整備された天然芝のフィールドで世界クラスのラグビーを経験し、休日には大自然でリフレッシュするのもいいでしょう。長い真っ白な砂浜が続く海辺でビーチウォーク、森林へのピクニック、海辺でのBBQパーティー、フィッシング、その他スポーツなど、多種多様なアクティビティがゴールドコーストにはあります。また、ショッピング施設・テーマパークなどの観光施設も充実しており、貴重な留学生活を満喫できる数少ない街です。